ミラノ・コルティナ五輪2026を約1年後に控え、日本のスノーボード界は世界トップクラスの戦力を誇っています。
五輪メダリスト、世界選手権王者、10代で世界の頂点に立った若い選手まで――。
2025年時点でミラノ五輪日本代表入りが現実的なスノーボード有力候補選手を、競技別に正確な戦歴とともにまとめてみました。
■ 女子選手
村瀬心椛(むらせ・ここも)
生年月日:2004年11月7日
所属:ムラサキスポーツ
種目:スロープスタイル/ビッグエア
日本女子スノーボード界を牽引する存在。
主な戦歴
- 2022年 北京五輪:ビッグエア 銅メダル
- 2024年 X Games:スロープスタイル 優勝
- FISワールドカップ:通算7勝(2025年時点)
👉 日本女子冬季五輪史上最年少メダリスト。
岩渕麗楽(いわぶち・れいら)
生年月日:2001年12月14日
活動:BURTON プロライダー
種目:スロープスタイル/ビッグエア
世界最高難度への挑戦を続けるテクニカルライダー。
主な戦歴
- 2018年 平昌五輪:ビッグエア 4位
- 2022年 北京五輪:スロープスタイル 5位/ビッグエア 4位
- W杯:スロープスタイル、ビッグエアで優勝経験
女子史上初の超高難度トリック成功者として世界的評価が高い。
深田茉莉(ふかだ・まり)
生年月日:2007年1月1日
所属:YAMAZEN
種目:ビッグエア/スロープスタイル
次世代を担う世界女王。
主な戦歴
- 2022年 W杯ビッグエア:優勝
- 2023年 世界選手権:スロープスタイル 5位
- 2024年 W杯ビッグエア開幕戦:優勝
- 2025年 世界選手権(サンモリッツ):ビッグエア 金メダル
冨田せな(とみた・せな)
生年月日:1999年10月5日
所属:アルビレックス新潟
種目:ハーフパイプ
安定感と経験を併せ持つ五輪メダリスト。
主な戦歴
- 2018年 平昌五輪:ハーフパイプ 8位
- 2022年 北京五輪:ハーフパイプ 銅メダル
- W杯・X Games:複数回表彰台
小野光希(おの・みつき)
生年月日:2004年12月11日
種目:ハーフパイプ
女子ハーフパイプ界の新女王。
主な戦歴
- 2025年 世界選手権:ハーフパイプ 金メダル
- W杯:表彰台常連
■ 男子選手
平野歩夢(ひらの・あゆむ)
生年月日:1998年11月29日
所属:TOKIOインカラミ
種目:ハーフパイプ
日本スノーボード界の象徴的存在。
主な戦歴
- 2018年 平昌五輪:ハーフパイプ 銀メダル
- 2022年 北京五輪:ハーフパイプ 金メダル
- X Games:金メダル多数
戸塚優斗(とつか・ゆうと)
生年月日:2001年9月27日
所属:ヨネックス
種目:ハーフパイプ
安定感抜群の世界トップライダー。
主な戦歴
- 2019年 世界選手権:ハーフパイプ 金メダル
- 2022年 北京五輪:ハーフパイプ 4位
- W杯:総合優勝経験あり
木俣椋真(きまた・りょうま)
生年月日:2002年7月24日
種目:スロープスタイル
世界と互角に戦う日本男子SSのエース。
主な戦歴
- 2023年 世界選手権(ジョージア):スロープスタイル 銀メダル
- W杯:表彰台常連
長谷川帝勝(はせがわ・たいが)
生年月日:2005年10月23日
種目:ビッグエア
男子ビッグエア界の世界王者。
主な戦歴
- 2023年 世界選手権:ビッグエア 金メダル
- W杯:複数回優勝
- 2025年現在:世界最高難度クラスを更新中
まとめ|スノーボード日本、ミラノ五輪は「本気で金」を狙える
- 女子は世界選手権金メダリストが複数
- 男子は五輪金・世界王者が揃う
- 若手と経験者のバランスが極めて良い
ミラノ五輪2026は、日本スノーボード史上最大のチャンスとなるでしょう。


