2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックに向け、日本のフリースタイルスキー界は世界の頂点で戦える選手が揃っています。
2025年時点で五輪代表の中心となる有力候補選手を、確定した国際大会実績をまとめています。
冨高 日向子(とみたか ひなこ)|モーグル(FSMO)
- 生年月日:2000年9月21日
- 出身地:東京都町田市
- 出身校:多摩大学
- 所属:SHIDAX(シダックス)
- 競技:フリースタイルスキー
- 種目:モーグル(FSMO)
冨高日向子は、五輪と世界選手権の両方を経験する日本女子モーグルの主力選手。
北京五輪を経て安定感を増し、ミラノ五輪では表彰台を十分に狙える存在です。
主な戦歴
- 2022年:北京オリンピック 女子モーグル 19位
- 2025年:フリースタイルスキー世界選手権 女子モーグル 銀メダル
- 2022年〜2025年:FISワールドカップ常時参戦
世界選手権銀メダルという実績により、
ミラノ五輪では日本女子のメダル候補筆頭の一人と評価されています。

堀島 行真(ほりしま いくま)|モーグル
- 生年月日:1997年12月11日
- 出身地:岐阜県揖斐郡池田町
- 所属:トヨタ自動車
- 専門種目:モーグル
- 妻:住吉輝紗良(元フリースタイルスキー選手)
日本モーグル界の象徴ともいえる存在。
世界選手権・五輪の両方で結果を残し続けています。
主な戦歴
- 2017年:
- 世界選手権(シエラネバダ/スペイン)
- モーグル 金メダル
- デュアルモーグル 金メダル(男子史上初の2冠)
- 世界選手権(シエラネバダ/スペイン)
- 2018年:平昌オリンピック 男子モーグル 11位
- 2022年:北京オリンピック 男子モーグル 銅メダル
- 2025年:フリースタイルスキー世界選手権 男子モーグル 金メダル
世界選手権金メダルを再び獲得し、
ミラノ五輪では金メダル最有力候補として臨む。
須貝 龍(すがい りょう)|スキークロス
※日本史上初の表彰台を狙う選手
- 生年月日:1991年12月11日
- 所属:クレブ
- 元アルペンスキー日本代表
- 2019年 スキークロスへ転向
アルペンスキー日本トップからスキークロスへ転向した異色の経歴を持つ。
アルペンスキー時代
- 2011年:全日本選手権 スーパー大回転 優勝
- 2017年:アルペンスキー世界ランキング 39位
- 2018年:日本ランキング1位(5種目中3種目)
スキークロス転向後
- 2021年:FISスキークロスW杯 準優勝
- 2022年:北京オリンピック出場
- 2023年:
- FISワールドカップ(ヴェゾナ/スイス) 2位
- 世界ランキング 6位
- 2025年12月:FISスキークロスW杯 4位
直近のW杯4位入賞により、
ミラノ五輪では日本人初のスキークロスメダル獲得への期待が一段と高まっています。
まとめ|ミラノ五輪で「現実的にメダルが狙える競技」
- 女子モーグル:世界選手権銀メダリストが中心
- 男子モーグル:世界王者×五輪メダリストの絶対軸
- スキークロス:W杯上位常連の日本記録更新候補
フリースタイルスキーは、
ミラノ・コルティナ五輪で日本が結果を出す可能性が最も高い競技群の一つです。

