
2025年3月20日から6月22日まで、大阪中之島美術館にて開催中の「大カプコン展―世界を魅了するゲームクリエイション」。本展は、カプコンの創業から現在に至るまでのゲーム制作の裏側や、技術革新、アートワークなどを総合的に紹介する初の展覧会です。ゲームファンはもちろん、アートやテクノロジーに興味のある方にもおすすめの内容となっています。
展覧会概要
- 会期:2025年3月20日(木・祝)~6月22日(日)
- 会場:大阪中之島美術館 5階展示室(大阪市北区中之島4-3-1)
- 開館時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)
- 休館日:月曜日(ただし5月5日は開館)
- 主催:大阪中之島美術館、読売新聞社
- 特別協力:カプコン
本展では、カプコンの代表作である「ストリートファイター」「バイオハザード」「モンスターハンター」などの制作過程や、ゲーム開発の歴史、技術の進化を体感できます。
見どころ紹介
ROUND1:カプコン ゲームクロニクル
16メートルに及ぶ巨大アニメーション「キャラクターパレード」が来場者を迎えます。カプコンの歴史を年表や実物のゲーム機・ソフトとともに振り返ることができます。

ROUND2:テクノロジーとアイデアの進化
ドット絵制作の工夫や、キャラクターの設定資料、ポスター・パッケージアートの原画などを展示。また、最新技術を体験できる「フェイシャルトラッキングミラー」や「カプコン流 効果音メイキング」なども見逃せません。
ROUND3:ファンタジーとリアリティ
「ストリートファイター」の春麗や「デビルメイクライ」のダンテの像にプロジェクションマッピングを施し、3DCG制作の過程を紹介。また、「モンスターハンター」のフィールド模型とARを組み合わせた展示や、「バイオハザード」の新感覚ウォークスルー体験も注目です。
BONUS STAGE:体験型コンテンツ
来場者が「ストリートファイター」のリュウの「波動拳」や「逆転裁判」の成歩堂龍一の「異議あり!」などのモーションを楽しめる「モーションキャプチャーミラー」や、ドット絵を実際に制作できる「カプコンピクセルラボ」が設置されています。
注目のポイント
- 初公開資料:過去のゲームの仕様書や企画書など、貴重な資料が初公開されています。
- 体験型展示:最新技術を駆使した体験型展示が多数あり、来場者が実際にゲーム制作の一端を体感できます。
- ファン必見のグッズ:展覧会限定のオリジナルグッズや図録も販売されています。
まとめ
「大カプコン展」は、ゲーム制作の裏側や技術の進化、アートワークなどを総合的に紹介する貴重な展覧会です。カプコンのファンはもちろん、ゲーム業界に興味のある方や、アートやテクノロジーに関心のある方にもおすすめです。会期は2025年6月22日まで。ぜひ大阪中之島美術館で、カプコンの世界を体感してください。
※詳細な情報や最新の展示内容については、公式サイト(https://daicapcomten.jp/)をご確認ください。