【決定版】世界が注目!スピードスケート・ミラノ五輪2026 日本代表有力候補まとめ(2025年時点)

2026年のミラノ・コルティナ冬季オリンピックに向け、日本スピードスケート界はまさに「黄金時代」を迎えています。 絶対女王・髙木美帆選手を中心に、世界を驚かせる若手が台頭する現在の日本代表。2025年12月現在の最新状況を反映した有力候補をまとめました。


髙木 美帆(たかぎ みほ)

── 進化を止めない「氷上のプロフェッショナル」

  • 生年月日: 1994年5月22日
  • 出身地: 北海道中川郡幕別町
  • 所属: TOKIOインカラミ(2022年よりプロ転向)
  • 座右の銘: 「一期一会」
  • 趣味: 自転車競技(Mt.富士ヒルクライム完走)、ヒップホップダンス

主な戦績・来歴

  • 五輪実績: 北京五輪で金1・銀3、平昌五輪で金1・銀1・銅1を獲得。
  • 2024-25シーズン: 世界選手権で1000m、1500m、個人総合の3冠を達成。
  • 最新状況: 2025/26シーズン開幕から勝利を重ね、ワールドカップ通算勝利数は40勝の大台へ到達。 日本人歴代最多記録を驚異的なペースで更新中。
  • 世界記録保持: 女子1500m(1分49秒83)

注目ポイント

30歳を超えてなお、自己ベストを更新し続ける異次元のベテラン。現在は特定の企業チームに属さない「プロ」として、よりストイックに勝利を追求しています。1000m・1500mでは世界最強の金メダル候補であり、団体パシュートでも精神的支柱として欠かせない存在です。


吉田 雪乃(よしだ ゆきの)

── 「みちのく」から世界を射抜く新世代スプリンター

  • 生年月日: 2003年1月29日
  • 出身地: 岩手県盛岡市
  • 所属: 株式会社寿広
  • 学歴: 岩手県立盛岡工業高等学校卒業

主な戦績・来歴

  • ユース・ジュニア: 2020年ローザンヌユース五輪500m銅、2022年世界ジュニア500m銀。
  • ワールドカップ実績: 2024年11月のW杯長野大会(第1戦)女子500mで2位に入り、自身初の表彰台を獲得。 * 2025/26シーズン: 安定してワールドツアーのトップ10に食い込み、ミラノ五輪の切符に最も近い日本人スプリンターの一人として成長。

注目ポイント

爆発的なスタートダッシュを武器とする、日本女子短距離の期待の星。名門・盛岡工高時代から注目されてきた逸材が、ついにシニアの世界舞台でメダル争いをするレベルまで成長しました。ミラノでは、かつての小平奈緒さんのような衝撃を世界に与える「ダークホース」としての期待がかかります。


まとめ|ミラノ五輪、日本女子は「金」量産体制へ

2025年12月現在、日本スピードスケート陣は非常に充実した状態にあります。

  • 絶対的エース: 髙木美帆選手による複数種目でのメダル。
  • 次世代の台頭: 吉田雪乃選手による500mでの表彰台挑戦。
  • 伝統の継承: 佐藤綾乃選手らと挑む団体パシュートでの王座奪還。

ベテランの安定感と若手の勢いが融合した今の日本代表なら、ミラノ五輪で日本中が盛り上がりますね。