【清水空跳】オリンピック出場に現実味!最年少スプリンター誕生の瞬間が近い?

星稜高校2年生・清水空跳(そらと)が、2025年7月26日の広島インターハイ男子100m決勝で日本高校新記録・U‑18世界最高記録となる**10秒00(追い風1.7 m/s)**をマークしました。日本代表躍進、さらには“最年少五輪出場”の誕生も夢ではない、新星スプリンターの登場です。


  1. 歴史を塗り替えた“10秒00”の衝撃
  2. “最年少オリンピアン”へのステップ
  3. プロフィールと今後の展望
  4. なぜ五輪は「近い」と言えるのか?

歴史を塗り替えた“10秒00”の衝撃

清水空跳選手はインターハイ男子100m決勝で、15歳〜17歳以下カテゴリの世界記録(U‑18)を10秒06から更新する10秒00を達成。桐生祥秀選手が2013年に出した日本高校記録10秒01を12年ぶりに0.01秒上回りました。さらに日本歴代5位タイの記録と今季日本ランキング1位を同時に獲得しています。

この記録により、**9月開催の東京世界陸上(2025世界選手権)参加標準記録(男子100m:10秒00)**をピタリ突破。高校生でありながら代表候補として名乗りを上げました 。


“最年少オリンピアン”へのステップ

今後の目標は、高校在学中の9秒台突入五輪出場。彼自身も「高校での目標は9秒台」と明言しており、中長期のビジョンとして日本選手権制覇やオリンピック出場を描いています 。最年少五輪出場の可能性も、近い将来に現実になる可能性が十分あります。

仮に2028年ロサンゼルス五輪に出場すれば、18歳〜19歳台での代表選手。清水選手ならば、高校3年時にその舞台に立つ可能性があります。


プロフィールと今後の展望

  • 生年月日:2009年2月8日生まれ(2025年7月時点で16歳)
  • 出身校:石川県・星稜高校在学中。1年時から10秒26でサニブラウン・アブデル・ハキームの記録を更新し注目された逸材

今後の挑戦予定:

  • インターハイでの100m・200m二冠
  • 日本選手権での上位進出、可能であれば優勝
  • 世界陸上、日本代表としての舞台
  • 200mでも自己ベスト更新(現在20秒79)を目指す二刀流スプリント

4. なぜ五輪は「近い」と言えるのか?

  • 世界選手権標準突破:高校2年生で世界陸上の参加条件を満たした例は極めてまれ。準グローバル水準に達しており、五輪出場資格への第一歩を踏み出しています。
  • 急激な成長曲線:2024年夏に10秒26、高校1年で記録更新。2025年には10秒00。成長のスピードは桁外れです。
  • 競技環境とサポート:星稜高校というスポーツ強豪校での充実した指導と環境が、結果をさらに押し上げています。

まとめ

清水空跳選手は、高校2年生にして10秒00という記録を打ち立て、日本高校記録・U‑18世界最高記録を同時更新。世界陸上への標準突破というマイルストーンも通過しました。9秒台、世界選手権、そして最年少オリンピアン誕生も現実的なシナリオです。