中西希亜良さん、鮮烈な女優デビュー作品『ぼくのお日さま』の魅力に迫る

14歳の中西希亜良さんが、映画『ぼくのお日さま』で女優デビューを果たしました。演技未経験ながらも、フィギュアスケートの経験を活かし、ヒロイン「さくら」を見事に演じきった彼女の魅力に迫ります。

演技未経験からの挑戦

中西希亜良さんは、4歳からフィギュアスケートを始め、9歳からはアイスダンスも習得し、全日本フィギュアスケートノービス選手権大会に出場するなど、スケート界での実績を持っています。しかし、演技の経験はなく、スケートのコーチに勧められて本作のオーディションを受け、100名以上の中からヒロイン「さくら役」に抜擢されました。

撮影現場での奮闘

撮影は北海道の凍った湖で行われ、寒さの中での演技が求められました。中西さんは「スケートをしていなかったら、この役を獲得することはできなかった」と語り、スケート経験が演技に大いに役立ったと振り返っています。

自然体の演技と監督のアプローチ

監督の奥山大史氏は、役者に台本を渡さず、即興でセリフを与えることで自然体の演技を引き出しました。中西さんは「自分自身の姿も役柄の中にありました」と述べ、監督のアプローチが演技に大きな影響を与えたと感じています。

多言語力と国際舞台での活躍

中西さんは日本語の他に英語、フランス語にも堪能で、カンヌ映画祭の記者会見では流暢なフランス語を披露し、注目を集めました。また、外国特派員協会の記者会見では英語での対応も行い、マルチリンガルとしての魅力も発揮しています。

受賞歴と今後の展望

映画『ぼくのお日さま』は、第77回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、日本人監督としては史上最年少での選出となりました。また、越山敬達さんと共に主演を務めた中西さんは、今後の活躍が非常に楽しみです。


まとめ:中西希亜良さんの魅力と今後の期待

中西希亜良さんは、演技未経験からの挑戦で見事にヒロインを演じきり、その自然体の演技と多言語力で注目を集めました。映画『ぼくのお日さま』は、彼女の女優としての第一歩を象徴する作品となり、今後の活躍に期待が高まります。

プロフィール & 最新トピックス

  • 生年月日:2011年6月16日
  • 出身地:東京都
  • 身長:約161cm
  • 所属事務所:テンカラット
  • 特技:フィギュアスケート、アイスダンス、多言語(英語・フランス語)
  • CM出演:ハーゲンダッツ「ザ・ミルク」シリーズ
  • ショートフィルム出演:『Beginning』(第20回札幌国際短編映画祭 ナショナル・プログラム選出)