米倉涼子さん — 1990年代から2025年までの“ヒット作”年表(ドラマ・映画・CM)

女優・米倉涼子さんの名前を聞くと、すぐに思い浮かぶのは『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』の名セリフ、「私、失敗しないので。」ですよね。しかし、その輝きの裏には、モデル時代から映画、CM、舞台と挑戦を重ねてきた長いキャリアがあります。ここでは、1990年代から2025年までを軸に、米倉さんの代表作を振り返ります。


1990年代〜2000年初頭:モデルデビューとCM出演

  • 1993年〜:ファッション誌『CanCam』の専属モデルとして活動を開始。表紙や誌面で注目を集め、トップモデルとしての地位を築きました。
  • 2000年頃:ポカリスエット ステビアのCMに出演。爽やかで健康的なイメージが印象的で、多くの人の記憶に残りました。

モデルとして活躍しながらCM出演で知名度を高め、女優としての土台を作った時期です。


2001年〜2002年:映画で主演を務める

  • 2001年10月:映画『ダンボールハウスガール』で映画初主演。社会的テーマを扱った人間ドラマで演技力をアピールしました。
  • 2002年5月:映画『GUN CRAZY 復讐の荒野』に出演。アクション性の高い役柄で演技の幅を広げました。

この期間、映画主演を通して女優としての存在感をしっかり示しました。


2003年〜2010年:ドラマ・舞台で幅を広げる

  • 2003年:NHK大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』でヒロイン・お通役を演じ、注目を集めます。
  • 2004年:ドラマ『松本清張 黒革の手帖』で悪女役を好演。
  • 2008年:ミュージカル『CHICAGO』日本版に挑戦。舞台での経験が、演技力の幅をさらに広げました。
  • 2010年2月11日:映画『交渉人 THE MOVIE タイムリミット高度10,000mの頭脳戦』に出演。テレビドラマの劇場版として話題になりました。

ドラマや舞台、映画を通じて、幅広い役柄を演じることで、演技派女優としての地位を確立していった時期です。


2012年〜2021年:『ドクターX』で国民的女優に

  • 2012年10月:『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』放送開始。平均視聴率は19%超え、社会現象的なヒットとなりました。
  • 2018年10月〜12月:『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜』放送。従来の弁護士ドラマの枠を崩すヒロイン像が話題に。

この期間、米倉さんの“顔”を決定づけたドラマが続き、多くの視聴者に印象を残しました。


2020年:CM出演で再注目

  • 2020年:ビデオリサーチ発表の年間テレビCM出稿量(関東地区)で1位に。
    「楽天モバイル」「興和」「資生堂」などの大型CMに出演し、演じる役だけでなく、イメージ訴求としても存在感を示しました。

2024年〜2025年:映画での集大成

  • 2024年12月6日:『劇場版ドクターX FINAL』公開。公開31日間で興行収入27億円、観客動員201万人を突破(2025年1月5日時点)。
    ドラマから映画へ続く集大成として、大きな話題を呼びました。

米倉涼子 プロフィール

  • 名前:米倉 涼子(よねくら りょうこ)
  • 生年月日:1975年8月1日(2025年現在50歳)
  • 出身地:神奈川県横浜市
  • 身長:165cm
  • 血液型:A型
  • 学歴:横浜市立大学附属高等学校卒業
  • デビュー:1992年、第6回全日本国民的美少女コンテスト 審査員特別賞
  • 所属事務所:研音(2025年現在)
  • 代表作:『ダンボールハウスガール』『GUN CRAZY 復讐の荒野』『交渉人 THE MOVIE』『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜』
  • 受賞歴:日本アカデミー賞新人俳優賞(2002)、その他ドラマ賞・CM賞多数
  • 特記事項:モデルから女優、舞台・ミュージカルまで幅広く活躍。CM出演数も多く“CM女王”としても知られる。


まとめ

米倉涼子さんのキャリアは、モデルデビューから映画、ドラマ、CM、舞台まで、多彩な挑戦の連続です。
演じるジャンルの幅広さと、時代ごとの視聴者・ファンに合わせた役柄選びが、彼女の“国民的女優”としての地位を築いてきました。
1990年代のフレッシュなスタートから2025年の映画ヒットまで、その軌跡はまさに“挑戦と進化と波乱万丈”ですヨネ。