2025年6月にデビューしたASOBISYSTEM発のアイドルユニット「PiKi(ピキ)」。わずか数週間でアニメタイアップやTikTokバズを獲得し、“新カワイイ”旋風を巻き起こしています。果たして今年の紅白歌合戦に出場できるか?その可能性を最新情報を踏まえて探ります。
デビュー直後から注目度急上昇
PiKiは6月21日、沖縄アリーナの「OKINAWA COLLECTION 2025」LARMEステージでサプライズ登場。FRUITS ZIPPERの松本かれんとCUTIE STREETの桜庭遥花による2人組ユニットで、デビュー曲「Kawaii Kaiwai」を初披露し大歓声を集めました 。その楽曲は7月4日配信リリースされ、同名アニメのエンディング曲に抜擢と、スタートダッシュは完璧です 。
TikTokで早くもバズ、バズ職人による振付の威力
振付を手がけたのは、SACO MAKITA氏。TikTokでのバズを多数生んできた実績があり、「Kawaii Kaiwai」でもそのノウハウが光ります 。TikTokショートでは既に“踊ってみた”動画が拡散中で、SNS特有の拡散スピードがPiKiの人気に拍車をかけています。
“KAWAII LAB.”勢全体に漂う紅白期待
PiKiはASOBISYSTEMのアイドル育成レーベル「KAWAII LAB.」所属。過去のFRUITS ZIPPERやCUTIE STREETがそれぞれヒットを飛ばしており、業界内では“紅白枠が坂道(乃木坂など)からカワイイラボへシフトする”という予測も出ています 。ファンの間でも、「KAWAII LAB.から今年1組出場なら誰?」という議論が白熱中 。
紅白出場への“リアルな壁”とチャンス
紅白の選考ポイントは「ヒット曲」「テレビ露出」「世代交代の象徴性」が主軸。PiKiにはアニメタイアップとSNSでの波及力がある一方、「配信開始からまだ2週間」「紅白レギュラー出演歴なし」などの課題も。しかし、“若者感覚×デジタル世代”の“新カワイイ”代表としての存在感は、審査員に強く響きそうです。
令和の“新カワイイ”はどこまでいく?
PiKiは今後もTikTokチャレンジやアニメコラボを展開予定。KAWAII LAB.全体が注目される中で、“令和のカワイイ”象徴としてのポテンシャルは十分。たとえ今年の紅白が無理でも、「来年狙えるレースにピタリとはまる」位置に着地する可能性は高いでしょう。
まとめ
- サプライズ発表&デビュー曲リリースで即話題化
- TikTokバズ&アニメEDタイアップで若者層をしっかり掴む
- 業界内では紅白候補ユニットとして注目されている
- 今年の紅白出場はややハードル高めも、“新カワイイ”代表として来年以降は濃厚
- 今後の配信チャート動向やメディア露出が出場決定の鍵
PiKiの歩みから、令和期アイドルのあり方や、伝統的な紅白との接点が見えてきています。今年の出場可否を追うのも面白い観察ポイントになりそうです。